突然ですが、あなたやあなたの部下は、以下の【練習問題】にどう回答しますか。
【練習問題】
IT関連企業の営業課長であるAさん。Aさんは、身長175cm、体重が100kgあり、肥満体型です。Aさんは、プレイングマネジャーであり日中は営業活動をしながら、部下への指導や他部門との社内打合せは夕方以降となり残業しがち。夜はお客様との会食も多く、週末はなかなか運動する気にもなれず、ぐったり。
ある日、健康診断を受診後に、管理栄養士よりアドバイスを受けます。「まずは、半年後に6kg減量し、94kgを目標にしてください」Aさんは仕方ないと思いながら「はい、わかりました。」と快諾。そこで、管理栄養士から「では、今月の計画を考えてもらえますか?」と質問されます。
あなたなら、どう回答しますか?
よくある回答例をご紹介します。
- 「今月、1kg痩せます」
- 「とにかく、運動します」「とにかく、食事制限します」
- 「まずは、スポーツジムに入会します」
- 「毎日、体重計にのります」
- 「21時以降は、食べないようにします」
- 「毎日、出勤時、隣駅まで歩きます」
実は、これらの回答は全て曖昧なものであり、典型的な悪い回答例になります。これでは実際に半年経っても6kgのダイエットは失敗に終わるでしょう。
その理由は、
- 現状分析して問題点を洗い出し
- 考えられる解決策の中から優先順位をつけて
- 目標に対して逆算し
- 具体的な行動計画に落とし込み
- 適宜、軌道修正する
以上のことが行われない危険性が高いからです。
営業マネジメントにおいて、闇雲に目標を掲げて、精神論を振りかざしても上手くはいきません。部下は何をどうすれば良いのかわからず効果的な動きができなくなります。また、生産性を高められなければ、非効率な営業活動を行動量だけで補おうとするあまり、残業が増える一方になってしまいます。
我々が7,400社を超える企業様を分析したところ、上記のような状況に陥り悩みを抱える経営者や営業責任者の方が多数いらっしゃることがわかりました。
そこでこの度、そのような企業の営業マネジメントにおける悩みを解決するため、1週間で解決策と行動計画を立てるワークショップを開催いたします。