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オンラインセミナー 生産性を向上させてたいとお考えの 経営者・営業部長・課長の方 Seminar ハイブリッドワークと創造性・生産性 開催日時:2022年6月21日(火)14:00~15:00

ニーズ多様化の時代に求められる営業の生産性とクリエイティビティー

在宅勤務が珍しくなくなり、出社と在宅勤務をうまく組み合わせて働く社会人が増加しました。また営業職の方であれば、顧客と「直接会うリアル商談」と「デジタルツールを用いるオンライン商談」の使い分けにも慣れてきた方の割合が増しています。

しかし、環境の変化に順応することと成果を出すことは別物です。上手く環境変化に順応する事は、既に当たり前の事象です。今は順応した上で営業は更にその先の営業版の「クリエイティビティ―」を求められる時代です。今成果が出ている営業メンバーはそのクリエイティビティ―をこの2年間で編み出し実行しているのです。

これからの人材育成では、生産性を高めることと「クリエイティビティー」を社員個人が発揮できる組織体制の構築が今後の時代で重要なポイントとなってきます。

クリエイティビティーと営業への関係性

米イリノイ大学のグレッグ・オールダム教授らは、クリエイティビティーを「組織にとって新規で、潜在的には有用な製品、実践、サービスまたは手順に関するアイデアを開発すること」と定義しています。

上記の定義からすると、製品やサービスを開発することは企画職や開発職がすることのように感じるかもしれません。営業職には全く関係ないように感じる方もいると思いますが、営業職にクリエイティビティーは本当に不要でしょうか。

本来、営業の役割は「顧客の要望するサービスを提供すること」でした。今は顧客の潜在ニーズを営業側が引き出し提案することで他社との差別化に繋がっています。

このように考えると営業にこそ「クリエイティビティー」が必要だと言えます。しかし、自己満足で提案することはクリエイティビティーとは言えません。むしろ自社の評判を著しく下げる要因になりかねません。

自社の営業がクリエイティビティーを生み出し、顧客に支持されるようになるために企業はどうすればいいでしょうか。

東京大学准教授の稲水伸行氏によれば、「クリエイティビティを高める要素」「ハイブリッドワークの活用」「時間・場所に捉われずに働ける環境と生産性」の3つが重要なポイントとなってきます。なかでも注目すべきなのが「ハイブリッドワーク」です。

ハイブリッドワークの可能性とジレンマ

「ハイブリッドワーク」とは、アフターコロナを見据えて、オフィス勤務とテレワークを組み合わせた働き方として世に登場し、今では珍しい言葉ではなくなりました。しかしなぜ組み合わせると効果が上がるのでしょうか。この根本を研究した稲水氏に登壇頂き、形だけではなく成果に繋がるハイブリットワークという働き方を解説頂きます。

「ハイブリッドワーク」における大きな障壁としてハイブリッドワークのジレンマが挙げられると稲水氏は述べていらっしゃいます。

テレワークの有用性に関しては、米ペンシルべニア州立大学のラビ・ガジェンドラン氏らの「在宅勤務のパラドックス仮説」の検証で証明されています。職務満足度が上昇し、離職意思とストレスの低下が見られました。また指標への影響は主に知覚された自律性を介していることも示されています。この要因としてテレワークは「i-deals」の欲求を満たす構造を為すためです。

しかし組織の視点で見るとテレワークは人的ネットワークが脆弱になります。テレワークだけではクリエイティビティ―を生み出す要素である「個」の面しか満たさないのです。つまり、相容れにくい「個」と「組織」という狭間でジレンマが発生し組織作りを難しくしているのです。

さらにマネジメントにおいては、社員全員が同じ志向性ではないという点は成果を出す為の大きな障壁となってしまいます。これに加え営業は、更に顧客の働き方・繋がり方も視野に入れなければならない為、ジレンマはより深まるのです

営業のマネージャーは自部門をマネジメントする上で考慮しなければならない要素がかなり複雑であることがご理解いただけるでしょう。

本セミナーでは、東京大学准教授稲水伸行様をお招きして「クリエイティビティ―」「生産性の向上」に繋げる職場全体での取り組みについてお話ししていただきます。ハイブリッドワークのジレンマを乗り越えた企業などを具体例に取り上げた上で「ハイブリッドワーク」について詳しくご解説いただきます。

「ハイブリッドワーク」だけではなく「時間・場所に捉われずに働ける環境と生産性」「クリエイティビティを高める要素」も併せてご説明いたしますのでご関心のある方、是非ご参加ください。

講師プロフィール

稲水 伸行(いなみず のぶゆき)氏
東京大学大学院 経済学研究科
准教授

<経歴>
2005年3月東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
2008年7月東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
2008年8月東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員
2008年10月博士(経済学)(東京大学)
2009年4月東京大学ものづくり経営研究センター特任助教
2010年4月筑波大学大学院ビジネス科学研究科准教授
2016年10月 東京大学大学院経済学研究科准教授 (現在に至る)


松本 僚(まつもと りょう)
ソフトブレーン・サービス株式会社
コンサルタント

2018年新卒でソフトブレーン・サービス(株)に入社。
都内の中高校一貫校に進学後、6年間陸上部に所属。走高跳で都の指定強化選手に選出。
大学時代には陸上部以外にも、留学生支援の学生団体会長を務める。
大学での専攻と活動を通じ、組織内の人材育成やコミュニケーションに興味をもち、同社に新卒で入社。

営業コンサルティング活動を通じて、経営者・企業幹部の方の営業課題解決のサポートを行う。
企業個別コンサルティングのアシスタントや、アセスメントの導入・説明に関する講師を担当している。

セミナー詳細

< セミナー名 >
<オンラインセミナー>
ハイブリッドワークと創造性・生産性

< 開催日時 >
2022年6月21日(火)14:00~15:00

< 対象者 >
生産性を向上させたい経営者・営業部長・課長の方

< 参加費 >
無料(事前登録制)

< 会場 >
オンライン開催となります。
PCとインターネット接続環境があればどこからでも参加頂けます。

< オンライン参加の流れ >

※事前のお申し込みが必要です。

< 推奨:OS最小要件 >
・Windows(Windows 7以上)
・Mac(Mac OS 10.9以上のMac OS X)

< 主催 >
ソフトブレーン・サービス株式会社

< ご注意 >
・同業他社様からのお申込みはお断りさせて頂きます。また、本セミナーは法人向けのため、個人のお客様につきましては、お断りのご連絡をさせていただく可能性がございます。
・本セミナーの、録音・録画・写真撮影はお断りいたします。
・ご記入戴いた情報は、ソフトブレーン・サービス株式会社、及び、一般財団法人プロセスマネジメント財団にて共有します。

お問い合わせ先

ソフトブレーン・サービス(株) セミナー事務局
TEL: 03-6859-5250
E-mail: request-sbs@softbrain.co.jp

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