ゲスト講師

渋谷　和宏（しぶや　かずひろ）氏
経済ジャーナリスト　大正大学客員教授　作家
「日経ビジネスアソシエ」創刊編集長を6年務め、経済・経営誌「日経ビジネス」の発行人などを経て、2014年日経BP社を退社、独立。
経済・経営やスキル&キャリアアップ、メディア論についての執筆活動を行う一方、テレビ、ラジオでコメンテーターを務める。作家として情報ミステリーなども執筆している。
■主な著書
激変する世界の未来を予測する100年に1度の経済学（総合法令出版　2021/10/28）
知っておきたいお金の常識（角川春樹事務所　2021/3/15）　など多数

2022年2月8日、経済ジャーナリストや作家など多方面でご活躍されている渋谷和宏氏をお招きしたセミナー「日本経済の行方～輝く組織、輝く人は～」が開催されました。

コロナ禍で不透明な先行きの中、「コロナ禍で苦しんだこの2年の間でもアフターコロナにつながる大きな可能性の芽が生まれている」というご意見のもとに「日本経済で100 年に１度の大きなチャンスが起きる可能性に対する根拠と具体例」をご提示いただきました。

◆消費構造の変化

＜ポイントとなる数字①＞1947～1949年：第一次ベビーブームによる団塊世代

• 1947年生まれの団塊世代が、2012年に65歳を迎え仕事生活から軸足を移した
• 膨大な人が余暇や消費のスタイルを変えることになり、これにより日本全体の消費構造に変化が現れた

＜ポイントとなる数字②＞約2,000兆円：全国民の個人金融資産総額

• セルフサービス型の台頭によりフルサービス型は2011年には6割が廃業・閉店という事態になったがその後盛り返す
• 特にここ数年は「フルサービス型」喫茶店の増加が著しい。リバイバルした背景には・・・

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