本セミナーはこのような方におすすめです
- 自社営業社員育成に時間がかかると感じている経営者・経営幹部
- 人事部・営業部の相互理解不足を感じるそれぞれの部門の部長・マネージャー
- 企業価値向上人材の育成プランが明確でない人事担当者
新型コロナウイルスの感染が拡大する前後に「戦略人事」というフレーズが世に登場しました。また昨年末には、経済産業省が伊藤レポートの中で「人的資本経営」という考えを打ち出しています。「戦略人事」や「人的資本経営」に共通しているのは、どちらも「ヒト」の重要性を説いていることです。
具体的には、伊藤レポートで「人的資本経営」における3つの視点として下記ポイントが挙げられています。
(1)経営戦略に沿った人材戦略の策定・実行
(2)人材戦略のKPIの設定と可視化
(3)企業理念に沿った文化の定義と定着
「企業価値向上」に置いた上で「ヒト」を資本として捉え、「ヒト」の価値を最大限引き出す人材育成を求めていることがわかります。
実際の人事職界隈の現場においても、人材育成に重点を置いている企業が非常に増えています。
では、人材育成をするミッションを担うのは人事部だけなのでしょうか。
実は人事部だけではなく営業部にも関係してきます。
人事部と営業部における人材育成に対する意識差
<人事部>
「ヒト」の価値を最大限引き出す人材育成の役割を担っています。
入社してから配属するまでの采配、配属後の教育など、
企業が必要とする人材に育成することがミッションの一つです。
<営業部>
人事部から営業部へ配属された人材を育成する役割を担っています。
人事部が体系的な育成を担当するのに対して、
会社の資本である「カネ」へ貢献できる人材の育成が中核となります。
企業価値を高める人材育成という観点から言えば、「人事部」と「営業部」どちらも重要な部門であることが明らかです。部門間で連携し教育体制を構築していくことでより効果的な育成ができる可能性が秘めています。
しかし、人材育成以外の業務内容が異なることもあり、人事部と営業部で一気通貫で構築された人材育成の体制を行っている企業は稀です。
相互理解を経て教育体制を構築することはなぜ難しいのでしょうか。また、人事部から見た営業部、営業部から見た人事部はいったいどのようなものなのでしょうか。
本セミナーでは、特別に株式会社ケーユーの三村様をお招きしました。三村様は、「人事部」「営業部」に両部門を責任者として携さわられたというキャリアをお持ちでいらっしゃいます。
その稀有なご経験をもとに「人事部」「営業部」のそれぞれの視点を解説していただき、人事部と営業部の間にある溝について切り込んでいただきます。
「人事部」と「営業部」による切れ目のない育成
「切れ目のない育成」プロセスの設計が、企業価値を向上させるために重要であることは前述しました。
人事部と営業部で連携した育成の重要性に気づいている育成担当者から、実際に実現することが難しいというお悩みはよく伺います。人事部目線・営業部目線のどちらかに偏重しやすい企業がほとんどです。
本セミナーにご参加いただくことで、それぞれの部門で何をするべきなのかというきっかけをつかんでいただければと思います。
企業価値を向上させる人材育成を考えている人事部門・営業部門の育成担当者様、ぜひご参加ください。